忘れられない母のジャガイモカレー炒め

 11月22日、今日は、訪問リハビリの日でした。

肩周りと、腕のマッサージをしてもらい、だいぶ楽になりました。 

ストレッチも教えてくれましたので、続けてみます。

 

* 今日見つけた記事

富士フィルム富山化学」が、脳卒中のリハビリ効果を、促進する薬を

開発しているそうで、だいぶ進んでいるようです。

早く完成するといいですね。

 

 

母のジャガイモカレー炒めを再現(手のリハビリを兼ねて)

 

小さい頃の記憶

 

私は、昭和28年に、東北の、ある田舎村で生まれました。

米農家だったので、ひもじい思いをした記憶はありません。

おやつは、鰹節醤油のおにぎりか、みそおにぎりでした。

今思うと、ご飯を食べられただけ、良かったと思います。

 

あの時代は貧しく、貸し借りが良くありました、日が暮れたころ、

そっと裏玄関に、米や味噌、醤油などを貸してくださいと、何人か、

来ていた日もありました。

両親も、あまり余裕もないのに、貸していたのをよく見ました。

 

食べ物や物も、あまりない時代でしたが、隣近所とは、仲良く

していました。

忙しい田植えの時は、お互い無償で助けあっていたことが,懐かしく

思い出されます。

 

母のジャガイモ料理

 

小学生の頃、母が良く作ってくれた料理があります。

カレーライス(肉は少々)とジャガイモのカレー炒めです。

あんな田舎で、あの時代にカレー粉を、どこで買ってこれたのか

わかりません。

私は、カレーも好きでしたが、特にジャガイモのカレー炒めが

最高に嬉しい食べ物でした。

 

母の死去

 

母は、私が高校受験前の1月4日に、突然、亡くなりました。

死を受け入れるまでには、時間がかかりましたが、何とか希望の高校には

受かりました。

 

母がいないので、当然、家事は父と二人でやりました。

だから、今でも、洗濯、掃除、炊事をすることは、嫌ではありません、

できる人がやれば、良いと思っています。

 

今になって思いますが、よく男二人で喧嘩もせず、生活ができたと思います。

そんな父も、私が結婚してすぐに亡くなってしまいました

でも,死ぬ直前に我が家にやって来ました、一緒に夕食を共にしたのが最後です。

翌日、私は仕事だったので、妻が最寄りの新幹線駅まで見送りに行き、

好きなタバコを買ってあげたら嬉しそうに、帰ったそうです。

両親には、あまり親孝行を出来なかったのが、心残りです。

 

子供に食べさせたかったジャガイモのカレー炒め

 

妻や子供達に、母のジャガイモカレー炒めを、食べさせようと思い

挑戦しました。

母が、作っているところを見ていたことがあるので、思い出しながら

作りました。

結果はまずまずでした。

その後は、うまく出来るようになり、リクエストもされる一品に

なりました。

子供達は、ご飯のおかずにしていました。

大人になった今でも、作ると喜びます。

ビールのお供に良いと思います。

 

我が家は、食べることが大好きです。

私は、子供達に美味しい食べものを作れば、夕方には必ず帰ってくると

いう思いがありました。

妻もそのことを良く理解してくれて、子供達が喜ぶ手料理を毎日作って

くれたことに感謝しています。

おかげで、まっすぐに育ってくれました。

 

子供達も結婚し、家族が増えて、楽しみも増えてきました。

嬉しいですね。

 

私の作り方

 

①、ジャガイモの皮を剥き、5mm位の細切りにして水にさらす。

②、水をさっと切り、油を多めに敷いたフライパンに入れ炒める。

 (蓋をして蒸しても、炒める前に、レンジで軽く柔らかくしても良いと

 思います。)

③、柔らかくなったら、塩コショウで下味をつける。

 隠し味に、鶏ガラスープの素を、入れるのもありだと思います。

④、カレー粉を入れ(量は食べる人に合わせて)混ぜる。

 入れすぎると辛いです。

⑤、最後に醤油をフライパンに回し入れて味を調える。

 

ジャガイモが好きな人は、挑戦してみください。 

 

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