バン・ドゥーシュ(銭湯)

2月8日 晴れ

 

昨日は快晴で暖かったのですが、気圧が1007hpaと低く指先の痺れと痛みで手袋を

した手から、茶碗を落としそうになりました。

今日は気圧が1018hpaで少し楽です。

 

皇居から一番近い銭湯

 

NHKの新日本紀行で紹介された銭湯を紹介します。

名前は「バン・ドゥ―シュ」マンションの半地下にあり、30年ほど前に建築された

そうです。

名前の謂れは、フランス語で「バン」は風呂、ドゥーシュ」はシャワーと言う意味

です。

元在った銭湯の跡地に、マンションを建築する際、銭湯を残して欲しいと住民の

陳情が多く、役所も仕方がなく条件にして作られたようです。

 

銭湯のおかみさんは、建築工事を請け負った建築会社の社長夫人でした。

開店と同時に地元の高齢者が2人やってきて、家の風呂には入ら無いと言って

ました。

 

地元住民が減り存続が怪しくなった頃、東京マラソンの為に、皇居を走る市民

ランナーが増え、着替え等で客足も伸び、今に至っているそうです。

 

25年前から来ているサラリーマンは、毎週金曜日の仕事帰りに来て、ロッカーで

着替え、30分走って風呂を浴び帰って行きました。

おかみさんと和気あいあいの会話が微笑ましかったです。

 

日本一のオフィス街にこんなオアシスがあるとは知りませんでした。

 

私も独身の頃、銭湯に行きましたが、風呂は広く、天井が高いので気持ちよく入れた

事を思い出しました。

永く残るといいですね。