職歴と復職理由

職歴について

今日は私の職歴について触れます。

 

最初の会社には31年間勤務しました。

 

その次の会社は、バブルがはじけて前の会社を当てもなく退社した時に、最初の会社の親友が勤務していた会社に勧誘されました。

そこで定年まで11年間勤務し、その後もそのまま1年間契約社員として勤務しました。

 

その次に勤務したのは、最初の会社の子会社です。

ここで働いているときに病気を発症し、退職することになりました。

しかし、後述しますが、厚生年金の44年特例を満たすために、あと7ヶ月間働くことが必要でした。

 

そんな時に、道で先輩(最初の会社の先輩で別の子会社に勤務)に会いました。

 

杖をついていたのには驚いていましたが、次の会社を探していると話をしたら3日後に名刺をコピーして持参してくれ、先方とは話がついているから連絡するように言われました。

その名刺には懐かしい最初の会社の後輩の名前があり、肩書は社長でした。

 

翌日連絡して面接を受け、即採用され、翌年1月から勤務しました。

期間は1年間でしたが通勤時間が増えたのと寒さによる体調の悪化で、4月で退社しました。

好待遇で受け入れてくれたことが忘れられない社長です。今でも妻と共に感謝しています。

 

 会社人生は先輩、親友等に恵まれた人生でした。

 

厚生年金44年特例適用のため復職

病気後に復職したときの話をします。

 

退院後、4か月で杖を突きながら復職しました(10月1日)。

この頃はまだ痺れと痛みが激しくなく程々に歩くことができました。

 

しかし、通勤にはバス停まで8分ほど歩き、バス10分で駅に到着。電車で1時間位で最寄り駅に到着、歩いて10分で会社です。朝夕ともに混雑がひどく、大変でした。

 

その頃気がかりだったのが厚生年金の44年特例でした。

 

※厚生年金44年特例とは

44年特例とは厚生年金を44年間納付して退職すると、65才に関係なく翌月から全額支給の対象者になることです。詳しくは年金事務所に問い合わせてください。

 

復職はしましたが、この要件を満たすためにはあと7か月間年金を納めることが必要だったのです。

 

しかし、勤務先とは契約期間が12月末で4か月足りませんでした。

そのため翌年の4月迄の契約延期をお願いしたのですが、断られてしまいました。

 

直属の役員(最初の会社の先輩)が精一杯、交渉をしてくれたことには今でも感謝しています。

 

残念ながら契約期間の延長はかないませんでしたが、先ほどの「職歴」でも書いたように、縁があり、次の会社に勤めることができ、そこで厚生年金の44年特例の要件を無事満たすことができました。