テグタンスープの思い出

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12月27日 晴れて日当たりが良いので室内は暖かいです。

 

今年最後の訪問リハビリの日で、歩行の状況も見てもらいました。

まずまずの様でした。

 

 

テグタンスープとの出会い

 

上京してから3年経った頃、独身寮の近くの焼肉屋さんに行きました。

テーブルが5台程の店で、韓国出身のおばあちゃんが一人で切り盛りしていました。

 

何度か行くうちに、すっかり気に入られ、給料日近くのお金が少ない時などは、後で

いいよと声をかけられ、今も感謝しています。

あの優しい顔は忘れられません。

 

あの頃は顔なじみになると、つけで食べられる店もあり、家庭的な雰囲気の店が

多かったと思います。

 

会社も、給料を前借りと言うのが通用していた頃で、何とも緩い時代で、大好き

でした。

 

しばらく通っていたら新しいおばさんの従業員が増えていました。

この人も笑顔の優しい人でした。

 

ある日その人が、本場のテグタンを作ってやるよと、たどたどしい日本語で言って

作ってくれました。

ご飯に辛めの牛肉スープをかけたものです。

スープにとろみがあり、最高に美味しい味で、作り方を聞いたら小麦粉を使うんだと

言っていました。

 

しかし、その後半年も経たない頃、北に帰ると言って、帰ってしまいました。

作り方をもっと詳しく聞いておくべきでした。

 

私も勤務地の都合で引っ越し、しばらく行くことが出来ず、久しぶりに行ったときは

おばあちゃんも居らず、別の人が店を切り盛りしていました。

 

もっと早く行けばよかったと後悔しています。

 

テグタンの再現

 

あの時に食べた味が忘れられず、子供達が中学生になった頃、レシピ本を買って挑戦

しました。

試行錯誤して、何とか家族から注文されるまでになり、今ではテグタンと言うと

大喜びです。

 おかわりの連続で、ご飯を多く炊かないと間に合いません。

 

今は、手間がかかるのと、右手がしびれるので、妻に手伝って貰って調理しています。

 

  レシピを書きたいのですが、長いので次回に書きます。